【VIC23日】 来月開幕する全豪オープンに向け、新たに4人のオーストラリア人選手がワイルドカード(主催者推薦)を獲得した。しかし、元世界ランキング13位のニック・キリオスの名前は含まれておらず、地元のグランドスラムに出場できるかどうかは、依然として注目を集めている。キリオスは近年、度重なるけがに苦しんできたが、1月上旬にブリスベンで行われる重要な前哨戦への出場が決まっており、メルボルン・パークで開催される全豪オープンへのワイルドカード獲得を目指している。
一方、リンキー・ヒジカタ(𡈽方 凛輝)、プリシラ・ホン、タリア・ギブソン、テイラー・プレストンの4人は、月曜日の発表を受け、今季最初のグランドスラムへの出場が決まった。これにより、シングルス本戦に出場するオーストラリア人選手は男女各8人、計16人となった。ヒジカタ選手は全豪オープン4年連続の出場となる。
ヒジカタ選手はメルボルンでのシングルス勝利は1勝にとどまっているが、2023年には男子ダブルスで優勝し、同年の全米オープンでは4回戦に進出している。ヒジカタ選手は「全豪オープンの本戦で再びプレーする機会をもらえて本当に感謝している。母国のグランドスラムで戦えること以上の喜びはない。メルボルンには最高の思い出があり、1月の熱狂的な雰囲気が今から待ちきれない」とコメントした。
全豪オープンは1月18日に開幕予定で、今後数週間のうちに、さらにワイルドカードが発表される見通しだ。
ソース:news.com.au – ‘Wonderful opportunity’: Nick Kyrgios still waiting on a wildcard as four more Aussies earn entry into the Australian Open