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児童性的虐待被害者に謝罪 連邦首相

【キャンベラ22日AAP】   モリソン連邦首相は22日、国内の児童性的虐待被害者とその家族に対し、国として公式に謝罪した。

モリソン首相は、「私も、国もあなたたちの訴えを信じる。なぜ子どもたちは守られなかったのか?なぜ事実が隠されたのか?なぜ被害者や保護者の声が無視されたのか?」と語った。また、児童性的虐待に関する王立委員会を設立したジュリア・ギラード元首相を称えた。ギラード氏の隣には、2人の娘をカトリック教司祭に虐待されたクリッシー・フォスターさんが座っていた。

政府は王立委員会の提言に従い、補償制度リドレス・スキームを導入。子どもの安全に関する報告機関を新たに設立した。12月から、同委員会の提言への進捗状況を今後5年間にわたって毎年報告し、さらに10年後に報告する。

野党労働党のショーテン党首も、「国は数世代にわたって何万人もの子どもを裏切った。謝罪の言葉には行動が伴わなければならない」と述べた。

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