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プライベート保険 加入者減少

【シドニー27日AAP】   上がり続ける保険料を理由に、プライベート健康保険を解約したりプランの格下げを行う国民が増えている。

昨年度国民が支払ったプライベート健康保険の保険料は、前年比8憶3,400万ドル増の239憶ドル。「入院のみ」、「入院+エクストラ」の加入者は0.9ポイント減の45.1%、「エクストラのみ」は8.9%から9.2%に上昇した。低料金の除外付き入院プランは40%から44%に、自己負担オプションや免責金を支払うプランは84%に増加した。

オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)のデリア・リカード副委員長は、「国民は保険料の値上がりと自己負担額の増加を感じ、低料金のプランを選んだり、解約している」と述べた。同氏はまた、「消費者に対し、適時に明瞭な情報を提供しなければ信頼やビジネスを失うことになる」と保険会社らに警告した。

昨年度、保険会社は加入者に入院費151憶ドル、エクストラの治療に52憶ドル支払った。

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