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技術移民 地方居住ならビザ発給優遇

【キャンベラ8日AAP】  連邦政府は、オーストラリアへの技術移民のうち、地方部への移住を希望した場合、通常よりも早くビザの発給を行う方針を明らかにした。また内務省は、地方企業による技術労働者の雇用を促進するため、サポート体制も強化するとしている。

 

コールマン移民相は、シドニーやメルボルン、QLD州東南部以外の地方部で、技術労働者を必要とする声が上がっているとして、「地方行政が率先してイニシアチブを取ることが、移民を必要とする地元コミュニティや企業をサポートすることにつながる」と述べた。

 

連邦政府によると、オーストラリアの地方部の企業がスポンサーとなる場合や、地元カウンシルが海外から労働者を採用する方針に同意した場合、労働者のビザ発給手続きにおいて優遇するとしている。現在、NSW州オラナ(Orana)地区、QLD州北部のケアンズ地区、VIC州ワーナンブール(Warrnambool)地区で協議が進められているもようだ。

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