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シドニー老人ホーム火災から一年

【シドニー18日AAP】   シドニー西部クオーカーズヒルにある老人ホームで起きた放火事件から一年。現場近くの教会では18日午前6時、11人の犠牲者の遺族、友人らの他に被害者らおよそ100人が参列し、追悼式が行われた。

祖父が火災で重傷を負ったという女性は、「祖父は友人に会いたいと言い、亡くなった人々のことを考えると辛い思いをしている」と話した。また、追悼式が行われた教会の牧師は、「未だ入院している人もいれば、火事で寿命が短くなったり職を失った人もいる」と述べ、火災は非常に多くの人々に多大な影響を与えたと語った。

2011年11月18日、老人ホームで発生した放火事件で逮捕された同ホームの看護師、ロジャー・ディーン被告は、亡くなった11人への殺人罪及び8人への重傷害罪で起訴されているが無罪を主張している。

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