一般

VIC州の山火事、終息進むが依然警戒

【メルボルン9日AAP】   メルボルン北部で発生した800ヘクタールに及ぶ山火事は終息のめどが立ち始めたが、9日に再び強風が吹くと予想されるため、地方消防局(CFA)は住民らに対し、警戒を緩めないよう呼びかけている。

シーモアから西のホワイトヘッズクリークで山火事を鎮火させるため、悪天候と悪条件が続く一晩中、200人以上のボランティア消防隊員らが消火活動に当たった。また、消防車55台も出動した。その結果、北側に広がっていた火事はコービーボイン・ロード沿いで勢いが止まったが、完全に鎮火していない。これまで250ヘクタールのユーカリの植林地に大きな被害があったが、人命や建物への被害は報告されていない。

同局では、9日朝に風の勢いが再び増すとみており、住民らに対し、火事が完全に鎮火してないことを忘れずに十分注意するよう呼びかけている。同局は同日も35台の消防車と消防航空機で消火活動に当たる予定。また、シーモアのシーモア・スポーツ・アンド・アクアティック・センターに救助センターを設置した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

生活

成人の3割が仕事を掛け持ち

【ACT25日】   国内の成人およそ670万人が今年、既存の仕事に加えて2つ目の仕事を探すという。一つの安定した仕事で住宅ロー…