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ネットいじめNO! AFL試合で訴え

【メルボルン4日AAP】  VIC州のメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)で5日に開催されるオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)の試合で、AFLのチームや選手に対するオンライン上の暴言を阻止するキャンペーンを行うことが分かった。これまでに寄せられた暴言などが記載されたバナーを掲げるという。

 

5日にMCGで行われるメルボルン・デモンズ対エッセンドン・ボンバーズの試合では、オンライン上のコメントを記載したバナーが掲げられる予定で、デモンズの選手たちは「虐待行為を引き裂く」とするスローガンを打ち出すとみられる。

 

スポーツ選手を標的としたオンライン上の「いじめ」行為をめぐっては、女子AFL(AFLW)のスター選手テイラ・ハリス選手が大きく足を蹴り上げている写真に、攻撃的なコメントや性的嫌がらせのコメントが殺到したほか、AFLのリアム・ライアン選手に対する人種差別的なコメントなどが記憶に新しい。デモンズのグッドウィン監督は、ネット上のいじめは社会問題だとした上で「いじめに挑むことを誇りに思う」と述べた。

 

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