【ACT3日】 中東地域の紛争により主要空港が閉鎖されるなか、海外で足止めされているオーストラリア人旅行者に向けて重要な注意喚起が出された。
渡航情報当局のSmartravellerは、米国とイスラエルによるイランへの軍事行動をきっかけとした混乱が続く中、海外で足止めされているオーストラリア人に対し、自主的にフライトをキャンセルしないよう警告した。
今週、海外滞在中または渡航を予定していたオーストラリア人に対し、2月28日に米国とイスラエルがテヘランを共同爆撃したことへの報復として、イランが湾岸諸国の複数の米軍基地を標的にしたことを受け、大幅な遅延が発生するとの警告が出されていた。世界的に数千便が運休となり、この地域では約11万5,000人のオーストラリア人が足止めされている。中東では、ドーハ、アブダビ、ドバイといった主要ハブ空港を含む複数の空港が閉鎖された。
「中東での紛争は、世界的にフライトへ影響を及ぼし続けている」と、Smartravellerは2日夜の更新で述べた。同当局はまた、旅行会社や航空会社に相談する前にフライトや渡航計画をキャンセルしないよう注意を促した。「キャンセルは払い戻しや再予約の権利に影響する可能性がある。自主的なキャンセルは旅行保険の対象外となる場合がある」としている。多くの航空会社や旅行代理店のコールセンターは「対応に追われている」とも伝えた。
「今後48時間以内に出発予定でない場合は、航空会社からの連絡を待ってほしい。48時間以内に出発予定で、まだ連絡を受けていない場合は、航空会社または旅行代理店に連絡し、フライトを確認してください」と呼びかけた。
3日には、外相のペニー・ウォン外相がUAE側の外相、シェイク・アブドゥラ・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン氏と電話会談を行った。ウォン外相は、UAEへの連帯を表明するとともに、渡航混乱の中で海外に取り残されているオーストラリア人の問題について協議した。アール・ナヒヤーン外相は、同国内で影響を受けているオーストラリア人に対し、宿泊先や食事が提供されていることを確認した。これまでにUAE発の一部フライトも手配されているという。
数千人が外務貿易省に出国希望を登録している。同省は登録者の状況や安否、オーストラリアへの入国資格などを確認している。
これに先立ち、リチャード・マールズ副首相は、中東で足止めされている数千人のオーストラリア人に関し、限定的な空域再開の報道を注視しつつ、代替対応策を検討していると述べた。同氏はABCの取材に対し、「相当数のオーストラリア人が現地におり、できる限り迅速に対応を進めている」と語った。
「情報が入り次第、Smartravellerに助言を掲載しており、注意深く確認するよう強く促している。現在、いくつかの代替措置を検討しているが、公には話せない。ただ、多くの人にとって最も迅速な出国手段は、商業便の再開後にそれを利用することになるだろう」と述べた。
ソース:news.com.au – Aussies urged not to cancel flights, travel plans until seeking advice