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畜産農家に抗議活動 ビーガン

【メルボルン8日AAP】   国内各地で8日、ビーガン(完全菜食主義者)らが国内農家を対象とした抗議活動を行った。逮捕者や刑事責任に問われる者も出た。

メルボルンのウエスト・ギプスランドにあるカフェは7日、“ビーガンの抗議者による脅迫”を理由に店を閉めた。メルボルンのフリンダース・ストリートとスワンソン・ストリートの交差点は朝のラッシュ時に閉鎖され、QLD州とNSW州の抗議者らは自らを食肉処理場の機械にくくりつけた。QLD州の食肉処理場は、子羊3頭を渡して抗議活動を終わらせたと伝えられている。メルボルンで40人、NSW州ゴールバーンで9人が逮捕された。

抗議グループは連邦・州の農業大臣らに、食糧や衣料品、娯楽のために動物を殺す残虐さを理解し、動物製品に警告ラベルを付けるよう求めている。

モリソン連邦首相は、「グループに対して民事訴訟を行う農家がいれば、国として支援する」「農家の状況はすでに厳しい。非オーストラリア的な恥ずべき活動だ」とコメントした。

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