国際

難民はPNGに、政府が新難民政策発表

【キャンベラ20日AAP】   ラッド連邦首相は、19日、オーストラリアに亡命船でやってくる「難民」は、すべてパプア・ニューギニア(PNG)に送られ、審査を経て、その後PNGに定住することになると発表した。

これは、オーストラリア政府とPNG政府との間で亡命希望者の取り決めに関する合意が成立したもので、1年間の期限付きだが、毎年見直しのうえ更新されるという。

増え続ける亡命船の対処に悩む政府が、思い切った政策転換を行なったわけだが、背景には人を密輸する国際的な密輸組織の撲滅がある。今後、いくら亡命船でオーストラリア沿岸を目指したとしても、決してオーストラリアに定住することができないというメッセージを伝えるとしている。

一方、PNGは難民受け入れの見返りに、病院や大学建設の資金援助があるといわれている。

オーストラリア政府は、難民対策の巨額な費用や、亡命船が荒海で海難事故に遭うリスクを考えると、今回の政策転換は予算的にも、人命尊重の点からも必要だとの考えを示した。

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