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豪ドル安だが国内旅行は好調

【ケアンズ26日AAP】   オーストラリア・ドルの急激な下落にもかかわらず、オーストラリアのホリデー費用は割安になっている。

豪ドルが米ドルに対して1.05米ドルのピークから、0.92米ドルまで落ちたにもかかわらず、国内旅行とホテルの価格は、6月末の第2四半期に4パーセント下がっている。

豪ドルの競争力が弱い時には、海外からと地元の観光客でオーストラリアの国内旅行が増え、宿泊料金の値上げが起こるものだが、オーストラリア政府観光局によると、それにもかかわらず、国内旅行の費用は、この3年で最も大きい減少を示していることが明らかになった。一方、海外旅行の費用は、0.5パーセント増えている。

政府観光局では、これは格安航空の競争が刺激になっていると分析し、「航空会社と旅行代理店によるキャンペーンが、価格低下を招き、国内旅行に大きな魅力を提供している」という。

政府観光局の調査では、オーストラリア人は海外に出かけるより地元のビーチで休暇を過ごすことを好むことが明らかになった。そのため政府観光局では、国内にとどまることなく、海外旅行を考えている家族を後押しするためにキャンペーンを展開するという。

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