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自動車シミュレーター 教育の場に導入 SA

【アデレード9日AAP】   SA州で新しいポータブル型自動車シミュレーターが教育現場で導入されることになり、特に地方に住む子供達に脇見運転の危険性を学ぶ機会を作ることを狙いにしている。

 

同州での交通事故死は現時点で54件となっており、昨年の同時期の35件に比べて増加傾向にある。

 

SA警察のボブ・グレイ警視は、54件のうち20件以上の死亡事故が脇見による原因だとし「シミュレーターによる教育で、運転中には携帯電話を手の届かないところに入れて使用しないということを理解してもらいたい」と述べた。

 

シミュレーターでは道路上での脇見運転の影響を体験できるようになっている。

 

グレイ警視は「警察は交通違反の取り締まりだけでなく、毎年多くの州民の命を守るための啓発運動も行なっていることも知ってほしい」と語った。

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