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疲労のパイロット 飛行中に眠り込む

【メルボルン25日AAP】   TAS州で昨年、貨物輸送航空機のパイロットが飛行中に眠り込み、目的地を通り過ごした。パイロットは極度の疲労状態にあったとされる。

昨年11月8日、TAS州デボンポートを出発したパイロットは疲労から眠り込んだ。航空機は自動操縦状態にあり、他に乗員はいなかった。同機は目的地のキング島を78キロメートル通り過ぎたが、問題なく着陸した。パイロットはその後、キング島からメルボルンに飛行して勤務を終えた。

オーストラリア交通安全局(ATSB)が25日に発表した調査結果から、パイロットは飛行前に寝付けず、およそ24時間寝ていなかったことがわかった。ATSBのナット・ネイギー氏は、「夜間勤務開始前に、十分休養が取れるようパイロットは通常の睡眠パターンを修正するべきだ」と述べた。

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