【シドニー１２日ＡＡＰ】　　　シドニー南西部で、逃走しようとした男を警察が逮捕しようとしたところ、男が持っていた銃で自分の足を誤って撃つという事件があった。

１０日夜、ルミアーにある倉庫が燃えているとの通報を受けた警察が駆けつけたところ、男（２２）が現場から逃走しようとした。警察が男を取り押さえようとした際、男が鞄の中に隠し持っていた銃を誤って発砲。男の足に当たった。

１２日、男は入院先のリバプール病院を退院。同時に、銃刀法違反などで起訴された。また、１１日にルミアーの住宅で行われた家宅捜索では、違法薬物や薬物を製造する装置などが押収された。

さらに、近くのサバーブであるエアーズで行われた家宅捜索では、銃４丁が発見された。うち２丁は銃弾が込められていた。さらにスタンガン２丁、ペイントボール用の銃２丁、多数の弾薬、ナックルバスターなどの武器が押収された。警察では、これらの武器に関与しているとみられる２０代の男の行方を追っている。