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シールドとファースト・ガーディアン基金破綻で補償請求の期限迫る

【ACT28日】   シールド基金とファースト・ガーディアン基金の破綻で老後資金を失った1万1000人以上のオーストラリア人に対し、補償請求の締切まで残りわずかとなっている。

ファースト・ガーディアンとシールドのスーパー(年金)投資の崩壊により資金を失った多くのオーストラリア人が、補償請求を提出する期限切れの瀬戸際に立たされている。2024年に運用型投資スキーム「シールド・マスター・ファンド」と「ファースト・ガーディアン・マスター・ファンド」が破綻し、約1万1000人が推定11億ドルの退職貯蓄を失った。

ASIC(オーストラリア証券投資委員会)によると、シールドには約5800人、ファースト・ガーディアンには約6000人が投資していたとされるが、自身がこのスキームに投資していたことを認識していない人も多いという。両事業は閉鎖され、清算人が資産の回収・売却と債務返済を進めている。

現在、オーストラリア金融苦情局(AFCA)は、貯蓄を失った人々への返金に向けて数千件の苦情を処理しているが、苦情申立ての期限が迫っている。一部企業に対する苦情提出の締切は2026年3月31日午後5時までとなっている。

オーストラリアでは、AFCAの現会員企業に対してのみ苦情を申し立てることができる。事業が閉鎖された場合、AFCAの会員資格は1~2年で失効するため、被害を受けた顧客が苦情を提出できる期間は短くなる。AFCAで苦情が認められた場合、多くのケースで最大15万ドルまでの返金を受けられる可能性がある。

しかし締切は急速に近づいており、期限を逃した場合、補償を一切受けられなくなる恐れがある。スーパーユーザー団体のSuper Consumers Australia CEO、ザビエル・オハロラン氏は「厳格な期限があり、それを過ぎると補償を受けられない可能性がある」と警告している。これまでにAFCAへ苦情を提出したのは約2100人にとどまる一方、破綻により資金を失ったとみられる約1万1000人のうち、約9000人はまだ請求を行っていないとされる。

補償請求の期限まで残り1か月余りとなる中、ASICは2月初旬、被害を受けた人々を支援するため「さらなる措置」を講じると発表した。現在、ASICの約50人が26件の調査に従事しており、同機関の歴史上でも「最大級かつ最も複雑な案件」の一つとされている。

支援策の一つとして、Super Consumers Australiaが独自に開発した「takeyoursuperback」サイトへのリンクも提供されており、失われたスーパー資金に関する苦情提出が可能となっている。このサイトはASICの資金支援を受けて開設された。苦情を申し立てる際は、投資先企業名、損失の理由、損失額などの情報や関連書類を準備することが推奨されている。その後、AFCAに苦情を提出し、管轄対象かどうかが判断される。

シールドおよびファースト・ガーディアン・マスター・ファンドは破綻後、新規投資の受け入れを停止し、清算人が事業管理を引き継いだ。

ソース:news.com.au – ‘Lifelong impacts’: Deadline looms for compensation claims amid Shield and First Guardian fund collapse

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