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I・ソープがうつ病とアルコール依存症

【ブリスベン31日AAP】   オリンピックの金メダリスト、イアン・ソープ氏(31)が、シドニー西部のバンクスタウン病院とストラスフィールド病院で、うつ病とアルコール依存症の治療を受けていることが明らかになった。

ソープ氏はこの1年半、スイスに居住していたが、クリスマス休暇を家族とともに過ごすためシドニーの両親の家に滞在していた。

31日のニューズ社による報道では、週の始めに転倒して負傷し、29日に入院して、うつ病とアルコール依存症の治療を受けて、31日朝には自宅に戻った。

シドニー五輪とアテネ五輪で通算5個の金メダルを獲得したソープ氏は、昨年出版した自叙伝で、長い間うつ病とアルコール依存症と戦っていたと告白していた。

また、友人によるとソープ氏は、2012年のロンドン五輪に出場できず、水泳から退いた後も、苦しんでいたという。

ソープ氏は自伝の中で、「私の家族さえ、私が重いうつ病に悩まされ、長い間戦ってきたということを、知りません」「人生の困難に立ち向かうために、アルコールに依存した」と、語っている。

今回の報道を受けて、親しい友人は、「彼は大丈夫だと思うし、完全に回復することを願っている」と話した。

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