国際

NZのモスク銃撃テロ 豪政府が映像配信禁止に

【キャンベラ9日AAP】   インターネットプロバイダーは、今年3月にNZのクライストチャーチのモスクで51人が犠牲になった銃撃事件の映像を配信禁止にするように、サイバーセキュリティ対策の政府機関、インターネット安全監督官事務所から通告されていたことが明らかになった。

 

ジュリー・インマン・グラント同監督官は、銃撃事件のビデオや実行犯として逮捕されたオーストラリア人の声明文などの流出を続けている8つのウェブサイトに対して、配信禁止にするように権力を行使することを明らかにしている。

 

グラント監督官は「ビデオ流出によって、さらなるテロ行為を助長させるようなことは防がなければいけない」とし「今回の配信禁止命令は特別な事情に限ったもので、国民の安全を守るために危険と思われる映像は排除されるべき」と説明している。

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