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いじめを苦に自殺 映画で若者にメッセージ

【メルボルン18日AAP】   NT準州のドリー・エベレットさん(当時14)は昨年1月、いじめを苦に自らの命を絶った。ドリーさんの両親はいじめを題材にした短編映画を作製し、国内のティーンらにメッセージを伝える。

ドリーさんの死後、両親はチャリティー団体“Dolly’s Dream”を設立。18日、いじめが及ぼす影響の認識を高める目的で短編映画を発表する。監督は15歳のシャルロット・マクラバティさん。映画内でティーンエイジャーの少女は、家族との夕食中や寝室、入浴中もソーシャルメディアやテキストメッセージでいじめを受け続けるが、家族は気が付いていない。最後に視聴者に「あなたの言葉はダメージを与えてる?」と問いかける。

ドリーさんの母親のケイトさんは、「話せばいじめを止められると国内のティーンに伝えたい。保護者には、ネットいじめは自宅に帰ってからも起こり得ると認識してほしい」と語った。

映画は、ユーチューブのDolly’s Dreamのページで視聴可能だ。映画発表に合わせて、保護者向けにオンラインの資料も提供される。
https://www.youtube.com/channel/UCZJJhpNHmzSbKYDydQe9c9Q

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