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中東便の混乱で緊急渡航警告

【ACT2日】   致命的な攻撃を受けて緊急警告が出され、世界的な渡航混乱が広がる中、推定11万5000人のオーストラリア人が依然として中東地域に滞在している。

イランによるドバイおよび中東各地への攻撃により、世界的な航空混乱が発生し、多くのオーストラリア人が海外で足止めされている。1日には少なくとも2機のドローンがドバイの空港を攻撃し、観光客や旅行者に人気の高いブルジュ・アル・アラブやパーム・ジュメイラのホテルも被害を受けた。

これは、米国とイスラエルがイランに対して軍事攻撃を実施し、最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師が死亡した後の出来事である。この衝突により世界的な渡航混乱が引き起こされ、オーストラリア政府は新たな警告を発出。地域内には推定11万5000人のオーストラリア人がいるとされる。

ペニー・ウォン外相は2日、ABCに対し、現地情勢により政府が支援を行うことが困難になっていると述べた。「現在はフライトの欠航や混乱、空域閉鎖が続いており、政府が大規模な支援を提供するのは非常に難しい状況だ。今朝、イランとイスラエルに加え、外務貿易省のポータルをアラブ首長国連邦とカタール向けにも開設するよう指示した。ここで登録すれば最新情報を受け取ることができる」ウォン外相は、地域からの退避が難しい最大の理由は民間航空便の不足だと説明した。

リチャード・マールズ副首相兼国防相は、政府による緊急帰国便が編成される前に、民間便で出国できる可能性が高いとの見方を示した。同氏は2日朝のABCで、現在の空域閉鎖が解除されれば、民間航空会社が安全を求めて出国しようとするオーストラリア人向けに座席を提供できるはずだと述べた。「当然、人々は『帰国便は出るのか』と疑問に思っている。しかし現時点での根本的な問題は空域が閉鎖されており、まったく飛行機が飛んでいないことだ」と語った。

ドバイ国際空港では少なくとも1200便が欠航となり、エミレーツ航空とエティハド航空が大きな影響を受けている。エミレーツ航空はXで、2日午後3時(UAE時間)までドバイ発着の全便を一時停止すると発表した。エティハド航空もXへの投稿で、「状況は流動的であり、スケジュールは予告なく変更される可能性がある。関係当局と緊密に連携し、条件が整い次第、通常運航を再開する」と発表した。シドニーとドバイ間では5便、メルボルンとドバイ間では7便が欠航となった。

ドバイ空港の報道官は、攻撃で職員4人が負傷したと確認したが、事前の緊急対応計画により多くのターミナルはすでに乗客が避難済みだったと述べた。紛争の影響で、テルアビブ、ドーハ、アブダビ、バーレーンなど主要ハブ空港の国際便も停止された。

政府支援を必要とするオーストラリア人には、外務貿易省への登録が呼びかけられており、同省は24時間体制の危機対応センターを稼働させている。また、イスラエルとイランに滞在するオーストラリア人向けに危機ポータルも開設された。

バーレーン、イラン、イラク、イスラエル、クウェート、レバノン、パレスチナ、カタール、シリア、アラブ首長国連邦、イエメンは、渡航情報サイトで「渡航中止」勧告が出されている。さらに、ヨルダン、オマーン、サウジアラビアへの渡航も再検討するよう呼びかけられている。

ソース:news.com.au – Urgent travel warnings to Aussies as chaos grounds Middle East flights

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