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トルコのシリア攻撃 豪首相「強く懸念」

【キャンベラ10日AAP】  連邦政府のモリソン首相は、トルコと米国の両政府と直接連絡を取り、トルコが隣国シリアに対し軍事作戦を開始したことについて、過激派組織のイスラム国(IS)が復活する可能性があると“強い懸念”を伝えたことが分かった。

 

モリソン首相は、クルド人勢力への軍事作戦について、ISが約7か月前に奪還した支配地を再び自分たちの支配下と主張する可能性があるとして、「オーストラリア政府や、その他の多くの人たちが懸念していることだ」と述べた。

 

モリソン首相はさらに、同地域の民間人の安全や、軍事作戦がクルド人にもたらす影響について懸念。「あらゆる外交ルートを通じ状況を注視し、正しく理解するとともに、どのような対応が可能か協力国と検討していきたい」と述べた。

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