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中国から帰国の豪少女 クリスマス島で検査

【キャンベラ8日AAP】   クリスマス島で14日間の検疫生活を送っている、中国・武漢からの帰国者のオーストラリア人の少女が体調を崩したことから、新型ウィルスの検査を受けていたことが明らかになった。

 

だが、ポール・ケリー副医務部長は、少女の症状は深刻ではなく、新型ウィルスの可能性が高いわけではないとしている。

 

また、閉鎖されている中国湖北省武漢からまだ退避できないオーストラリア人旅行者たちも、中国当局がカンタス機での帰国を許可するとの見解を示した。

 

現時点では、オーストラリア国籍者と永住権保持者の2つのグループ、カンタス便で退避した241人とニュージーランド航空の35人の合計276人がクリスマス島で14日間の検疫生活を行なっている。

 

武漢からの次のカンタス便は、7日の夜に出発する予定だったが、中国当局からの許可が下りず遅延となっており、連邦政府は「早急に許可が下りるように尽力している」と述べた。

 

オーストラリア国内では現在、新型ウィルスの感染者はQLD州で5人、NSW州とVIC州で4人、SA州で2人となっている。

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