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シドニー停泊クルーズ船 感染心配なし

【シドニー14日AAP】  ノルウェーのクルーズ船「ノルウェー・ジュエル」の管理会社、ノルウェー・クルーズ・ラインは14日、シドニーに停泊していたクルーズ船の乗客に、新型ウイルスの感染者がいるという情報は“真実でない”として否定したことが分かった。NSW州の保健当局も公共への感染リスクはないとの見解を示している。

 

ノルウェー・クルーズ・ラインは先に、乗客の健康状態について問題ないとしていたが、オークランドからシドニーへ航行中、複数の乗客が胃腸炎を発症したことは認めた。また肺炎の症状を示している人もいないという。ノルウェー・ジュエルは14日、オーストラリアとニュージーランドを周る14日間のクルーズに出発した。

 

一方、NSW州保健当局の広報担当者は、乗客の多くは高齢者で慢性的な持病を持っているケースが少なくないとした上で、流行性の病気とは関係なく航行中や寄港中に健康管理が必要となると説明した。ノールウェー・クルーズ・ラインは現在、全ての中国本土、香港、マカオのパスポート保持者を居住地に関わらず乗船禁止としている。

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