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NSW州の新型肺炎患者 1週間で倍増

【シドニー6日AAP】  NSW州では、新たに高校生一人と老人介護施設の職員一人が新型肺炎(COVID19)への感染が確認され、これで州内の患者数は26人となった。一週間で患者数は2倍に伸びている。

 

新たに感染が確認されたのはエッピング・ボーイズ・ハイスクールの11年生の男子で、同校は6日、生徒全員を休校として、保健当局が週末にも状況確認を行うとしている。NSW州のベレジクリアン首相によると、学校に通う生徒の感染は国内で初めて。同州保健当局のチャント局長は、生徒や職員の健康を守るため、最大2週間の休校も含めあらゆる対策を視野に入れていると話した。

 

また、保健当局によると男子生徒の母親はライド病院の医療関係者で、先に感染が確認された53歳の男性医師と接触があった。ただ、母親に感染の症状は出ておらず、感染について調査結果を待っている状況だという。

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