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QLD州水難事故死 20年で最多に

【ブリスベン23日AAP】  QLD州で昨年、水難事故による死者の数が18人となり、過去20年間で最多だったことが分かった。事故の通報件数は332件で、事故に巻き込まれた船舶数は443隻となり、負傷者は332人だった。

 

QLD州のベイリー運輸相は、海難事故やそれに伴う入院などの報告件数について、昨年は一昨年をわずかに下回ったものの、重大事故が4件発生したことで、犠牲者が増えたと説明した。また、溺れたり一時行方不明となった後に死亡が確認された14人のうち、救命胴衣を着用していた人はわずか1人だったことも分かっている。

 

ベイリー運輸相は、安全のためのルールに細心の注意を払うとともに、救命胴衣を着用するよう呼び掛けた。海洋安全QLDのミッチェル・ゼネラルマネージャーは、許可を得ていない船の使用の監視うと同時に、乗船中の安全装備のチェックを強化していると話した。

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