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取材中の子供誘拐 母親「申し訳ない」

【メルボルン21日AAP】  オーストラリア人の女性がレバノンで、テレビの報道番組「60 Minutes」の取材班とともに2人の子供を夫のもとから連れ去ろうとして逮捕された事件で、女性が子供に対し、「このようなことになってしまい、申し訳ない」と話したことが分かった。

女性と取材班のメンバーは、ベイルート刑務所から2週間ぶりに解放された。取材班は21日夜にもオーストラリアに到着するが、女性は子供との面会を希望しており、ベイルートに残っている。裁判官は女性の元夫に子供らを裁判に同伴するよう促していたが、父親は一人で出廷した。

オーストラリアの家庭裁判所は女性に子供たちの親権を認めていたが、女性は自身の解放と同時にこれを放棄。これにより女性はレバノンか第三国であれば子供と面会が可能となる。元夫の男性は、女性に対する訴えを取り下げる代償として、多額の金銭を受け取ったのではないかと報道されていることについて、これを否定している。

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