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アンザック・デーの寄付イベント見直し

【シドニー25日AAP】   非営利団体「キャンプ・ガリポリ」主催のキャンプイベントによる収益が、退役軍人会(RSL)などに渡っていなかったことを受けて、連邦政府は同イベントへの助成金を再検討する意向を表明した。

キャンプ・ガリポリは昨年初めて、第一次世界大戦時の兵士らの経験を学ぶ目的でアンザック・デー前夜に行われ、数千人がチケットを購入して参加した。連邦政府も昨年、助成金250万ドルを拠出している。余剰金はRSLや戦死者の遺族を守る会(Legacy)に渡されることになっているが、1セントも受理していないと両団体は話す。

クリス・フォックス責任者は、高額な費用と悪天候によって昨年は余剰金が出なかったとして、財務不正を否定した。「今年は寄付金を渡せるよう収益が得られれば」と同氏は願う。

一方でベトナム戦争退役軍人会(VVAA)のケン・フォスター氏は、退役軍人のためのチャリティーで寄付金が渡らなかったことは以前にもあったとして、今回の報告によって手厚い寄付が減ることに懸念を示した。

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