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99%以上の子ども 野菜摂取不足

【シドニー11日AAP】   オーストラリア統計局が2011/12年度に行った「国民栄養・運動調査」によると、推奨されている1日の野菜摂取量を食べている子どもは1パーセント以下であることがわかった。

結果によると、果物の摂取は大人よりも平均的に高かったが、推奨されている1日の野菜摂取量2.5〜5.5に対して、1.8しか摂取していない。また、大人の推奨摂取量は5〜6だが、男性は2パーセント以下、女性は4パーセントしか摂取できていなかった。

健康管理の専門家は、高カロリーで低栄養の嗜好食品を多く摂取するようになったことと、野菜の価格が高騰したことが原因だとみている。

オーストラリア栄養士協会の広報担当者は、両親が手本となって野菜を積極的に摂取するべきだとし、子どもに食べさせる際には、野菜は硬くて独特な味がして敬遠されやすいので、 茹でつぶす、すりおろす、煮る、焼くなどいろいろな調理方法を試すようアドバイスしている。

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