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レジオネラ菌感染で死者2人に SYD

【シドニー17日AAP】   シドニーで今年に入って2人目となる、レジオネラ菌に感染した高齢患者が死亡した。今回の死亡とシドニー中心部での感染の関連性について、NSW州保健省は明らかにしていない。

患者は先週、コンコード病院で死亡した。先立って近隣のバーウッド地区で感染3例が認められ、公衆衛生部門が同地域の全冷却塔で検査を行っている。シドニー中心部では5人の感染が報告され、発生源と考えらえる冷却塔89基とその周辺を検査した結果、5基からレジオネラ菌の陽性結果が出た。バーウッドと市中心部での感染は、関連がないとされる。

レジオネラ菌に感染すると、発熱、寒気、咳や息切れなどの症状を発するという。中高年および高齢の、特に喫煙者や慢性肺疾患の患者が最も危険とされる。

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