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中国向けの石炭輸出船 先月は出港ゼロ

【ACT7日】  オーストラリアと中国の貿易摩擦による緊張が続くなか、オーストラリアの2大港から中国へ石炭を運ぶ輸出船の出港がゼロだったことが、豪政府統計局(ABS)による最新統計から明らかになった。通常、12月は輸出量が増えることから、市場ウォッチャーを驚かせている。

 

ABSが7日に発表した統計によると、オーストラリア産石炭の中国への輸出量は2019年11月の8億2,330万ドル以上から、一年後の2020年11月には1憶2,170万ドルと大きく減少したことが分かった。

 

QLD州グラッドストーン港とNSW州のニューカッスル港から、昨年11月と12月に中国への石炭輸出船が出港していない。業界関係者は「このような数字は、われわれもまったく予想していなかった」と述べた。

 

ソース:news.com.au-No coal bound for China from two major ports in December

 

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