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VIC州民「現政権下で安全感薄らぐ」 

【メルボルン20日AAP】   VIC州で行われた最新世論調査の結果、現労働党政府発足後、「安全感が薄らいだ」と感じる州民が多いことがわかった。

調査は1085人を対象にギャラクシー社とヘラルド・サン紙が行った。2党比較では51対49で与党労働党がリード、極右派として知られるワンネーション党の第一党支持率は8%に上昇した。また、「2014年11月の労働党政権発足以降、安全感が薄らいだ」と52%が回答した。過去6年で犯罪率が上昇し、最近では少年拘留所での暴動や若者の押し入り強盗が相次いで発生していることが理由に考えられる。ネビル州警察相は、州民の懸念を重視するとして、「警察官の増員や、より厳しい法律などにより状況は改善できる」と説明した。

一方で州野党自由党のガイ党首は、「調査結果は州政府の衰えを意味する」と述べた。ギャラクシー社のデイビッド・ブリグス責任者も、「同州のワンネーション党支持8%が保守連合に流れれば、来年の州選挙で労働党は窮地に立つことになる」との見解を示した。

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