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3州からコロナウイルス検出 下水処理場検査で

【シドニー20日】   国内3州の下水処理場の水質検査からコロナウイルスが検出されたことにより、保健当局は対象地区の住民に注意を呼びかけている。

 

コロナウイルスが検出されたのは、VIC州、QLD州そしてNSW州。 VIC州のカラム・ダウンズ、ラングワリン、スカイの地域にある下水処理場2ヶ所で今月15日から17日の2日間で採取されたサンプルに、ウイルス性の断片が検出されたため、同地域に在住している人や訪問した人に対して、軽い症状の場合でも検査を受けるように当局は呼びかけている。また、ワンターナ・サウスやボローニア、セント・キルダ・イーストとコーヒールド・ノースでも検出されたという。

 

QLD州ではサンシャイン・コーストにあるカラウンドラやその周辺地域を区域とするカワナ下水処理場でウイルス性の断片が検出されたことで、ヤング主席医務官は「保健当局が認識していないケースをいち早く検出するためにも症状がある人は検査してほしい」と訴えた。

 

NSW州は、海外からの帰国者数人が居住しているオーバーン区域の下水処理場からもウイルスが検出されており、バンクスタウン、ホームブッシュ・ウエスト、シドニー・オリンピック・パーク地域在住の人たちにも、症状に注意するように州保健省は呼びかけている。

 

ソース : news.com.au – Wastewater testing: COVID-19 detected in three states

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