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全豪テニス試合後スピーチ 観客らブーイング

【VIC22日】   全豪オープンテニスは21日夜、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)が3年連続で優勝し幕を閉じた。試合後のスピーチで新型コロナウイルスのワクチンに言及されると、会場から非難の声が上がった。

テニス・オーストラリアのジェーン・ハードリチカ会長は、決勝戦に進んだ2選手を称賛するとともに、パンデミック中に大会開催を成し遂げた複数の団体や個人らに感謝を示した。その後、「誰もが大きな犠牲を背負ったが、ワクチンが世界中で展開されるなか未来に希望を持てる」と述べた途端、会場からブーイングが起こった。

さらに、大会を支援したVIC州政府に感謝を示すとさらに非難の声が上がった。厳しいロックダウンを強いられたメルボルンでは、州政府に不満を感じる人も少なくない。観客らは絶え間なくスピーチを妨げ、ハードリチカ会長は「あなたたちは非常に強い意見を持っている」と冷淡に加えた。

観客の反応は大きな批判を呼んだ。元テニス選手のレニ・スタブス氏は、「ブーイングしたファンは恥ずべき。大人になりなさい!」とツイートした。記者のイザベル・レーン氏も「全豪オープンのプレゼンテーションで恥ずべき行為」と投稿した。

ソース : news.com.au ‐ Melbourne crowd’s ‘disgraceful’ act mars Australian Open final

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