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タカタ製エアバッグ 豪で初の死亡事故

【シドニー21日AAP】  欠陥が問題となっているタカタ製のエアバッグで、今月13日、オーストラリア国内で初めてとなる死者が出たことが分かった。犠牲となった58才の男性は、シドニー南西部カブラマッタで運転中に他の車に激突し、事故現場で死亡した。タカタ製のエアバッグによる死者は18人となった。

NSW州警察は21日、調査について報告し、「男性の首に小さい部品が当たったことが死因とみられ、調査結果からエアバッグの欠陥が男性の死に関連性があることが分かった」と話した。男性が運転していたのは「ホンダCRV」で、世界でリコール対象となっていたという。

タカタ製のエアバッグを搭載した車両は、オーストラリアで210万台、世界で1億台がリコール対象となっており、多様なメーカーや車種にわたっている。タカタは、米国と日本で破産保護申請を行っており、米国拠点の部品メーカーのキーセーフティーシステムズが16億ドルで買収するとみられている。

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