国際

仏マクロン首相電話に応じず 豪首相

【ACT23日】  連邦政府のモリソン首相は23日、米国ワシントンで報道陣からの質問に応じ、フランスのマクロン大統領がモリソン首相からの電話に応じていないことを認めた。フランスは、オーストラリアが米英と共同で発表した安全保障の枠組み「AUKUS」を受け、受注していた潜水艦建造の契約を破棄したことを強く非難する姿勢を示している。

 

モリソン首相は、記者に「マクロン大統領と話そうとしたが、電話に応じていないのか?」と聞かれたところ、「まだ話す機会は訪れていないが、辛抱強く待っている」と述べた。フランスは、米国とオーストラリアの大使を召還したが、その後、米国と大使を再配置することで合意している。ただ、キャンベラの大使は依然として不在のままだ。

 

潜水艦建造をめぐる決定について、モリソン首相は「非常に難しい決定だった」とあらためて強調した上で、最終的にはオーストラリアにとって正しいこと、オーストラリアの国家保障にとって有益である決定を下さなければならなかったと説明した。

 

ソース:news.com.au-France not accepting a phone call from Australia after sub deal, Scott Morrison tells Washington

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