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来月にもNSW州からの海外渡航を再開 連邦首相

【ACT10日】   モリソン連邦首相は、NSW州でワクチン接種を完了した国民を対象に11月1日にも国境を再開する計画を発表した。

モリソン首相は10日、「NSW州政府は帰国者の自宅隔離を11月にも開始する方向で動いている。上手くいけば、同州から海外渡航を再開できる」と述べた。自宅隔離が可能になれば、国際線の便数も大幅に増加するとみられる。

今月先立って、同首相は「海外渡航禁止は解除されるが、帰国者数の上限を撤廃し、自宅隔離を許可するかどうかは各州・地域が決定する」と話している。WA州とQLD州が国境を封鎖したままでも、NSW州経由で海外に渡航することもできる。

モリソン首相はまた、「成人の半数以上がワクチンを接種したのは素晴らしい功績だ」と称えた。82.2パーセントが1回目を終了、61.9パーセントが2回完了しており、1回目の接種率はドイツや米国を上回っている。首都キャンベラは95パーセント超が1回接種し、72.8パーセントが完了している。

当初12月17日まで禁止された海外渡航は、1か月以上早く解除される見通しだ。渡航者はワクチン接種を完了し、出発前に新型コロナウイルスの検査を受けなければならない。

ソース: news.com.au – PM announces fast-tracked plan to reopen international borders

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