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クラフトビール醸造所も窮地に オミクロン株で

【シドニー22日】   ビールの独立醸造組合(IBA)は、オミクロン株の影響でサプライチェーンが困窮しているために、クラフトビール醸造所も危機に立たされていることを明らかにした。

 

また、従業員が自宅隔離をしている現状で、醸造所からボトルショップにビールを配送するのも遅延が発生している。IBAのカイリー・レスブリッジ会長は「クラフトビールは市場全体の8パーセントの規模だが、市場内で労働力の50パーセントを占めている。そのため、労働力がコロナにより半減した場合に、製造ラインに大打撃を与える」と述べている。

 

シドニーのビール醸造所ユリーズ・ブリューズのジェームズ・ハービー社長は「現状は経済的サポートがないロックダウンのようなもの。この数ヶ月、従業員の1人が感染したり、濃厚接触者だった場合での影響が大きく、経営が大きく左右される。今までのコロナ波よりも一番打撃が大きい」と語った。

 

今週前半に発表されたANZのロイ・モーガン調査によると、大規模なオミクロン株の波は消費者の購買意欲と国内全体の支出を低下させていることがわかっている。

 

ソース: news.com. au – Craft breweries struggle to cope with Omicron supply chain crisis

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