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教員給与を最大13万ドルに NSW州政府

【NSW11日】  NSW州政府は、現役教員の離職を食い止め、人材を確保するとともに、大学の新規卒業生をより多く教員職へ呼び込むため、給与額を最大13万ドルとする“画期的な計画”を検討していることを明らかにした。現在、NSW州における教員の給与は7万3,737ドルから最大11万7,060ドルとなっている。

NSW州のミッチェル教育相は、「同州は、世界で最も優秀な教員たちがいる一方、より良い待遇を求めて教室を離れ、管理職やその他の職業を選ぶ人たちも多くいる」と述べ、新たなモデルについて、“パフォーマンス(実績)に基づく給与”ではなく、教員により多くの選択肢を与えるものと説明した。

最新統計によると、新規採用の教員のうち15%が3年以内に離職していることが明らかになっている。さらに、大学で教職を選択している大学生は、全体の3%と非常に低い割合で、懸念材料となっている。今年発表された、Quality Initial Teacher Education Reviewは、教員の給与が現在よりも3万ドル引き上げられれば、大学で教員を目指す学生は13%増加すると指摘している。

ソース:news.com.au-NSW teachers’ new eye-watering six-figure salary in education system shake-up

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