【NSW13日】 幼少期に体罰を受けた子どもは、不安やうつの発症率がそうでない子どもの4倍になる――。育児・家族研究協力(PAFRA)がこのほど発表した研究報告書で警鐘を鳴らし、オーストラリアにおいても、子どもを叩いたりつねる行為は違法とすべきとの考えを示している。
PAFRAによる報告書は、12人の研究者がまとめた。これによると、体罰はどのような状況においても子どもにとって有害で、これを法的に禁止とした国々では、より効果的に子どもをしつける方法が開発されてきているという。
報告書の共同著者でオーストラリアン・カトリック大学(ACU)の児童保護研究所長、ダリル・ヒギンス教授は、子どもに対する体罰を支持するような証拠はこれまで一つもないとして、「(体罰による)どの結果もネガティブなものだ」と話した。
現在、63か国が子どもへの体罰を違法としている。ヒギンス教授は、大人が大人を叩けば違法行為だとし、親がしつけとして子どもを叩く同じ行為もまた、法律で規制されるべきとの考えを示した。
ソース:news.com.au-New calls to criminalise smacking and pinching children
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