生活

SMS悪徳商法 巧妙手口で被害急増

【NSW19日】  オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)はこのほど、国内の高速道路オペレーター、リンクト(Linkt)を装ったショートメッセージ(SMS)による詐欺行為に注意するよう呼びかけた。今年3月以降、数千人が被害にあっており、被害総額は18万ドル以上に上るとみられている。

ACCCによると、最初はテキストメッセージが送られてきて、内容は他の詐欺メッセージのようなスペルミスや文法ミスもなく、貼り付けてあるリンクも本物に見えるという。普通ならば詐欺にひっかからない人も数多く騙されているといい、特に今月2日から16日までの2週間で被害が急増していることが分かっている。

ACCCは、不審なメッセージに貼られたリンクはクリックしないようアドバイスしており、何らかの支払いを催促するメッセージが届くことを予想している場合でも、届いたメッセージのリンクを利用するのではなく、正規のウェブサイトから必要な情報を直接入手するよう勧めている。

また、不審なメッセージを受け取った場合、返信はせず、消去した上で番号をブロックすべきだが、万が一詐欺にあって金銭をだまし取られるなどした場合、銀行に速やかに連絡を取るよう促している。

 

ソース:news.com.au-Reports of a ‘very convincing’ scam spike in two weeks

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら