【ACT30日】 若者による電子たばこの使用が急増するなか、連邦政府のバトラー保健相は30日、電子たばこについて、保健省薬品・医薬品行政局(TGA)を通じ、国民による意見を幅広く集めると発表した。同時に、電子たばこを規制するため、厳しい規制から全面禁止まで、あらゆる可能性を検討する姿勢を示している。電子たばこは、蒸気(Vapor)を吸い込むことからべーピングと表現されている。
連邦政府は昨年10月、オーストラリアの医師が発行した処方箋を持たず、海外のオンラインショップなどから、ニコチンを含むべーピング製品を購入することを禁止した。国内ではすでに、小売店がニコチン入りのべーピング製品を販売することを違法行為としており、バトラー保健相は保護者らに対し、べーピング用品はすでにコミュニティの中に出回っているとして、注意を喚起していた。
保健省薬品・医薬品行政局(TGA)は今後、べーピング製品の輸入規制の厳格化、フレーバーに関する規則、ニコチンを含む商品であるかをラベルに明記することなど、べーピング規制に向けて国民からの意見を集める見通しだ。
バトラー保健相は、使い捨てのべーピング製品の全面禁止や、ニュージーランドですでに導入されているべーピング製品の登録によって販売許可が下りる制度など、より厳しい制度の導入なども含めてあらゆる方法を検討するとしている。
ソース:news.com.au-‘Nothing off table’ in federal government’s vapes crackdown
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