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登校なくてもスクールゾーン速度規制開始 NSW

【NSW27日】  NSW州では、自動車による学校周辺のスクールゾーンにおける速度規制が27日から再び有効となった。州内のほとんどの学校で始業が来週となっているため、スクールゾーンの適用に気づかない多くのドライバーがスピード違反を犯し、罰金支払いを科されたもようだ。

NSW州内のほとんどの学校では、まだ生徒の登校は始まっていないが、制限速度が時速40キロメートルとなるスクールゾーンは有効となることから、これを違反すれば罰金が科される。また、オーストラリア・デーを挟む25日から29日まではダブルデメリットポイントが適用されることから、さらに注意が必要だ。

当局によると、始業日は学校によって異なるため、ほとんどの学校で生徒の登校が始まっていないにもかかわらず、スクールゾーンの速度規制が適用されているという。また、一貫して規制を適用することで、ドライバーによる混乱を避け、子どもの安全を守れるとしているが、実際のところは多くのドライバーが罰金を科されていることが分かっている。

道路サービスNRMAの最新統計によると、昨年1月は生徒が登校しない始業直前の2日間だけで、スクールゾーンにおけるスピード違反件数が3100件以上となっており、科された罰金の総額は753万ドルに上った。一方、2月になると一日の平均違反件数は561件まで減少したことが分かっている。

 

ソース:news.com.au-Drivers warned to watch out for little-known school zone road rule

 

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