政治

WA州首相 突然の辞任発表

【WA29日】   WA州のマクゴーワン首相が突然の辞任を発表した。

マクゴーワン州首相は29日午後2時45分(豪東部標準時)、パースで記者会見を開き、今週を持って州首相を辞任すると発表した。「次回2025年の州選挙も労働党が勝つと確信が持てるが、そこまで続けるエネルギーがない」「州首相の仕事が好きだが、大きな責任を伴い、止まることもない。特にパンデミックも重なって疲れ切った」と話した。

マクゴーワン州首相は議員と評議員を合わせ、30年以上公人を務めた。州野党党首を5年務めた後、2017年3月の州選挙で圧勝。前回2021年の選挙も、下院に自由党2人と国民党4人を許したのみで労働党が圧勝した。

マクゴーワン氏はパンデミック中、州のロックダウンや963日に及ぶ緊急事態の強行など、国内でも厳しい規制を貫いた。

また、連邦の前モリソン保守連合政権に対し、各州・地域で集められたGSTから還元される交付金がWA州にとって恩恵が大きくなるよう変更させた。2022/23年度、WA州の交付金はGST1ドルにつき70セント、2023/24年度は75セントに上昇する。

NSW州生まれのマクゴーワン氏は「1991年に若い海軍将校としてマイカーで就任先のWA州へ向かったとき、いつか州首相になるとは思いもしなかった」と話し、同僚や家族のサポートを感謝した。

ソース: news.com.au – WA Premier Mark McGowan has stood down from the top job

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