国際

大麦に続き、中国のワインの高関税撤廃目指す

【ACT8日】   中国政府は4日、過去3年にわたってオーストラリア産の大麦に課した高い関税を撤廃した。連邦政府は今後、ワインに課せられた高関税の撤廃に向けて働きかける。

中国がオーストラリア産の大麦とワインに課した関税について、連邦政府は不当として世界貿易機関(WTO)に提訴した。大麦は80パーセント、ワインは212パーセントの関税が課せられた。

ワット農業相は「豪中政府間の不和が緩和してきている。次はワインの規制撤廃に向けて働きかける」「WTOを通さず、中国政府と協議して問題解決したいが、前向きな動きがみられるまで提訴は取り下げない」とABC局に話した。

アルバニージー首相は、来月インドで行われるG20首脳会議の際に習近平国家主席と会談する可能性を示唆している。豪中関係は前保守連合政権時に緊迫状態となったが、昨年11月のG20首脳会議でアルバニージー氏と習国家主席が緊迫関係を打破させた。アルバニージー氏は7日、「今年もG20 首脳会議のサイドラインで習国家主席に会える可能性がある。貿易や保安、地域の安定に関する基本的な立場を変えずに進捗できた」と連邦議会で話した。両国首脳は10月末に会談を予定しており、G20 首脳会議での会談がこれを置き換えるかはわかっていない。

ソース: news.com.au – Australia’s ‘urgent’ new demand to China following major backdown

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