生活

シドニーカウンシル FOGO導入で一般ごみの収集頻度減

【NSW11日】   シドニーのインナー・ウエスト・カウンシルは、一般ごみ用の赤いごみ箱の収集を現在の毎週から2週間ごとに変更すると決定した。住民らは、夏に向かって臭いを懸念する。

同カウンシルは一般ごみの回収を2週間ごとにする代わりに、家庭で出る食品ごみは緑色の蓋のフード・オーガニクス・ガーデン・オーガニクス(FOGO)で毎週収集する。黄色のリサイクルごみはこれまで通り2週間ごとに収集される。

カウンシルは今年5月22日、メディアを通して10月からの変更を発表したが、地域のフェイスブックグループを通して初めて知った住民もいる。バルメインに住むダン・ショウさんは「住民のフィードバックなしで勝手に決定するようだ。誰もがごみ箱を3つ置くスペースを持つわけではない」と批判した。また、「(おむつをごみに出す)若い家族もたくさん住んでいる」と臭いを懸念した。

カウンシルの広報官は「食品のリサイクルは最初は難しいかもしれないが、環境への影響は甚大」「ごみの埋め立て料金を年37万ドル削減できる」と話す。また、「おむつや尿パッド、生理用品、猫のトイレ用砂やペットの排泄物は、しっかりと包むことで収集を1週間延ばしても臭いが増えることはない」と加えた。

ソース:news.com.au – Residents arc up at Sydney’s Inner West Council’s new rules for red bins

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら