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熱波対策 政府がSCや映画館と会合

【ACT16日】  連邦政府のマリー・ワット緊急事態管理大臣は、向こう2か月間に予想される熱波対策について、各州・準州政府、ショッピングセンター(SC)や映画館の事業者など150団体以上を集め会合を行った。当局は猛暑による影響を懸念しており、全国協調機構(NCM)が説明を行った。

ワット緊急事態管理大臣は、「熱波はこの国の静かなる殺人者だ」と述べ、これまで以上に熱波に備えておく必要があり、各州・準州政府や民間セクターと協調性をもって取り組む必要があると述べた。

会合では、気象局から気候に関する説明を受けたほか、健康・高齢者介護省が熱波緩和計画について説明した。

オーストラリア保健福祉研究所(AIHW)によると、過去10年間で暑さによって死亡した人は約300人で、入院した人は7,000人以上だった。また、欧州連合の科学者は2023年がこれまでで最も気温が高い年になることを確認している。

国内では今週末も厳しい暑さが予想されており、NSW州とQLD州の一部のノーザン・リバーズ(Northern Rivers)、ミッド・ノース・コースト(Mid North Coast)、ハンター(Hunter)、ノーザン・テーブルランズ(Northern Tablelands)、サウス・コースト・ディストリクト(South Coast District)、ガルフ・カントリー(Gulf Country)、サウスイースト・コースト・ディストリクト(Southeast Coast District)などに高温警報が発令されている。

 

ソース:news.com.au-Fresh call to be aware of Australia’s ‘secret killer’ ahead of sweltering summer

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