生活

文房具や遠足代の支払い困難 家計ひっ迫で

【NSW1日】  全国の学校で新年度が始まる中、今年は多くの保護者が文房具やノートパソコン、教科書など、子どもが学校で必要なものを買う経済的余裕がないことが、議会委員会のヒアリングで明らかになった。同委員会では、高いインフレ率が消費者に及ぼす影響や政府の対応について調査を進めている。

学校評議会および教育業界団体のペアレンツ・アンド・シチズンズ・クイーンズランドのフリースタン会長は、ここ数年、教育費が膨れ上がり、親への負担が増えていると指摘。「例えば、高校でアウトドア・レクリエーション・プログラムに参加する場合、300ドルの追加費用がかかることがある」と述べた。この他にも委員会の参加者は、学校のキャンプや遠足の費用が多くの家庭にとって法外な値段になっていると訴えた。

さらに、QLD州学校長協会のマーフィー会長は、「このような高額の費用を親は支払えなくなっており、生徒の退学にもつながっている」と述べ、キャンプや遠足に行かない子どもが60%に達する場合もあると指摘した。

教育慈善団体のレス・トゥエンティ―・ファウンデーションのバークCEOは、複数の収入がある共働き家庭でも、文房具や教科書、ノートパソコンなどの購入に支援を求めるケースが増えているとし、今年は例年より需要が約50%増加したと述べた。

同じく慈善団体のスミスファミリーが行った調査によると、支援を受けた人のうち10人中9人が、今年は子どもが学校で必要なものをすべて購入できるか心配だと回答していた。

 

ソース:news.com.au-School kids forgoing lunches, school supplies as cost of living crunch mounts

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