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ガス市場オペレーター 生産減と不足に警鐘

【ACT21日】  エネルギー市場を管理するオーストラリア・エネルギー市場オペレーター(AEMO)は、向こう数年間でガス生産量が減少し、特に南部のネットワークで2028年の生産量は今年より最大40%少なくなる可能性があると警鐘を鳴らしている。

AEMOは報告書の中で、「南部のガス田で長期的な生産量が急速に低下する見通し」だとし、「2025年は暖房用ガスと電力用ガスの需要が増す真冬にピークを超える日数があるだろう」と述べた。

2025年についてAEMOは、国内生産と北部から供給によって南部の需要はほぼ満たされるとの見解を示す一方、冬場に極端な需要のピークを迎えた場合、不足のリスクがあると指摘。2026年と2027年のピーク時は何とか乗り越えられるとしているが、2028年以降はより多くの供給を得られる解決策が必要」としており、産業界は新たなプロジェクトや貯蔵方法の開発を迫られている。

一方、気候変動リスクに関し連邦政府に提言を行うソリューションズ・フォー・クライメット・オーストラリアは、既存のガス田から生産されるガス量と国内でガス需要が縮小していることを合わせて考えれば、既存のガス埋蔵量で十分だとしている。

ソリューションズ・フォー・クライメット・オーストラリアのウォルター副代表は、オーストラリアで電力生産のために使われるガス量が減っている確かなデータがあるとし、「大気汚染につながる化石燃料のガスや石炭をこれまで以上に迅速に再生可能エネルギーに置き換える必要があるのは明らか」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Gas shortages loom as Australian Energy Market Operator sounds alarm on production drop

 

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