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求職者の3割超 代休制度が必須条件

【VIC9日】  オーストラリアの求職者の3分の1以上は、超過勤務手当の代わりに通常の勤務時間内に有給休暇を取得できる代休制度、「Time off in lieu: TOIL」を新しい仕事における絶対条件と考えていることが、求人サイトのシークによる統計で明らかになった。

調査は向こう2年間で転職を考えている18歳以上の求職者、1万4,700人以上を対象に実施された。新たな仕事に申し込む際に最も重要視するのはワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)で15.4%と最高だった。

この他、重要視する条件として、給与と報酬(13.9%)、職場環境(11.5%)、新しい職務でのマネジメントとその内容(10.1%)、キャリアアップや能力開発の機会の有無(9.4%)が続いた。キャリア開発は次世代が本格的に労働力に加わったことが背景とみられる。

また、在宅勤務の柔軟性を「必須条件」と考えている人の割合は全体の36%に上り、時間外労働や追加労働の補償としての代休(TOIL)や追加で休暇を取れることも必須条件であると回答した人は30%だった。

大きな傾向としてはワーク・ライフ・バランスの重要性は徐々に低下しており、キャリア開発の機会など他の要因に取って代わってきているという。さらに、労働力に5世代が共存する中で労働者が求めるものが複雑化・多様化しており、優先事項が変化していることが分かった。

 

ソース:news.com.au-New study reveals work perks Aussie jobseekers place the most value on

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