生活

O型の献血を奨励

【ACT3日】   国内のO型血液の在庫が危機的に減少している。オーストラリア赤十字社は、来週中に9,500人分のO型の献血を呼びかける。

赤十字社のライフブラッドによると、毎日全国の病院で1万件近い輸血が行われる。現在、献血の予約キャンセルや変更は昨年6月以降最も多く、O型血液の在庫は2023年10月以降最低レベルまで減っている。

RHマイナスのO型血液は非常時に誰にでも輸血される万能タイプとして、救急隊や救急ヘリコプターが常備する。国民のおよそ7パーセントがRHマイナスO型で、病院で輸血に使われるおよそ16パーセントがRHマイナスO型だ。知らない人が多いが、プラスのO型もマイナス同様安全で緊急時に使用される。国民のおよそ40パーセントがプラスO型だ。

ライフブラッドのスチュアート・シェノー氏は「血液型を問わず、健康な人に献血をしてほしい。特にO型の人を奨励する」と話した。

前回行われた調査によると、国民の57パーセントが献血する資格を持つが、定期的に献血する人はわずか3パーセントだ。

ソース:news.com.au -‘Can’t do it’: Type-O blood reserves hit dire lows, calls for urgent donations

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