【ACT16日】 来月から国内各地で道路交通規制が変更する。全国で、運転中の携帯電話使用をAIが監視する技術が導入される。
<NSW州>
シートベルト着用違反の罰則が引き上げられ、既存の携帯電話探知カメラがシートベルト未着用も感知する。NSW州の交通死亡事故の15パーセントがシートベルト未着用によるもので、2019年から2023年に150人が死亡した。
パンデミック中に導入された、紙の違反切符なしの駐車違反通知は廃止される。
<VIC州>
時速10キロメートル以下または停車中の警察車両、緊急車両、護衛車両に接近または通貨する場合、時速40キロメートル未満に減速しなければならない。けん引トラックや、赤・黄色・青・ピンクの点滅や警報を鳴らす事故対応車両も含まれ、高速道路を含むすべての道路で該当する。違反に対する罰則は、減点はないが罰金346~961ドルが科せられる。
<QLD州>
車両登録費用および罰金額が3.4パーセント引き上げられる。
州内各地の観光客が多い地域で制限速度が現在の時速50キロメートルから40キロメートルに 引き下げられる。
<SA州>
道路脇でオレンジの警告ライトを点滅する事故車などを通過する際、時速25キロメートル未満に減速しなければならない。複数車線の道路でのみ適用され、違反は最高で罰金1,648ドル、7点減点だ。
<WA州>
州内の一部の道路で制限速度が大きく引き下げられる。ブッセル・ハイウェイ西の舗装道路は現在の時速100キロメートルから70キロメートルに、都市部の主要道路も現在の時速70キロメートルから60キロメートルに減少する。マーガレット・リバーとプレベリー間も、現在の時速70~100キロメートルから60キロメートルに減少する。オーガスタの市街地および周辺の通りも、歩行者が多いことから最高速度は時速40キロメートルに制限される。
ソース:news.com.au – Major changes coming to road rules from July 1 across Australia